「ヤポネシア」再考〜群島-日本のCRÉOLITÉへの眼差し
私は、作家としての島尾敏雄(1917-1986)は縁遠く、むしろ、彼の妻である島尾ミホ(1919-2007)の独特のイメージ溢れる文章や語り口に惹かれるのだが、1960年代当初の島尾敏雄による発語としての「ヤポネシア」という言葉には、最近強く引き寄せられている。...
「ヤポネシア」再考〜群島-日本のCRÉOLITÉへの眼差し
新しい装丁本〜角背布装『柳宗悦・宗教選集(全5巻)』
『ヤポネシア幻視』〜奄美大島の森から加計呂麻島の海へ
ジャック・クルシル〜抵抗と慈悲として谺するCREOLIZATION(クレオール化)
『ニルヤカナヤ』〜久高島の気鳴
「オトダマ コトダマ 阿吽」〜能とパーカッションの共振
山尾三省〜その遺言の響く「国会包囲」
間章(3)〜“滅びの美学”から“新生の霊学”に向けて
間章(2)~独白的言説と即興をめぐって
間章(1)〜コルトレーンと神秘主義への言説
ルドルフ・シュタイナー〜宇宙の霊性と人間の物質性の結び
山尾三省〜聖老人と「3つの遺言」
ヴァレリー・アファナシエフ〜叡智から叙情へ
ルドルフ・シュタイナー〜現代日本への警鐘
ジョン・コルトレーン〜渾沌と浄化としての音律