2018年9月8日R・シュタイナー『社会問題の核心』[12]〜国際社会にける自由な精神生活とクレオール化[第4章 三分節化から見たこれからの国際関係 − 社会・国家・民族]から 《1》国際社会における自由な精神生活 シュタイナーは、国際関係を考える際にも社会有機体三分節化に基づきながら、国際社会における精神活動の第一義性について次のように語る。 ...
2017年2月11日竹富島と西表島〜南西諸島としての自然・文化いずれも加速度的に観光地化する中、南西諸島(八重山列島)としての自然や文化を守り育てようとしている島として、以前より一度は訪れてみたかった竹富島と西表島。最近、初めて行くことができた。 竹富島では、岡部伊都子が島の子供達のために寄贈した「こぼし文庫」を見ること(関係者以...
2016年8月15日「ヤポネシア」再考〜群島-日本のCRÉOLITÉへの眼差し私は、作家としての島尾敏雄(1917-1986)は縁遠く、むしろ、彼の妻である島尾ミホ(1919-2007)の独特のイメージ溢れる文章や語り口に惹かれるのだが、1960年代当初の島尾敏雄による発語としての「ヤポネシア」という言葉には、最近強く引き寄せられている。...
2016年5月6日『ヤポネシア幻視』〜奄美大島の森から加計呂麻島の海へ2016年4月、奄美大島と加計呂麻島を訪ねた。1月に沖縄本島・久米島・久高島を訪ねて、日本本土とは異なる“土の匂い”と“時の流れ”に魅了されるとともに、なにやら“懐かしさ”を感じた。それ以来、「琉球弧」と言われる“南の島々”への関心が募っている。...
2016年2月11日『ニルヤカナヤ』〜久高島の気鳴長らく本ブログにupしてこなかった写真作品だが、今回、大重潤一郎監督の映画三部作『久高オデッセイ』に触発されつつ、初めて訪ねた「久高島」の写真を『ニルヤカナヤ』と題して掲載(いつものように白黒写真)。NPO「久高島振興会」を通して紹介された久高島出身ガイドさんの案内とともに...