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竹富島と西表島〜南西諸島としての自然・文化


 いずれも加速度的に観光地化する中、南西諸島(八重山列島)としての自然や文化を守り育てようとしている島として、以前より一度は訪れてみたかった竹富島と西表島。最近、初めて行くことができた。

​ 竹富島では、岡部伊都子が島の子供達のために寄贈した「こぼし文庫」を見ること(関係者以外立入禁止なので外見だけでも……)も目的の一つであったが、生前の岡部伊都子と交わり今でも敬愛しているという、元気な島のオバアから偶然に話を聞くことができた。そのオバアの語り口の端々に、竹富島の暮らしや文化への愛着と誇りが滲んでいたことが印象深い。

 西表島の「カンビレーの滝」へのトレッキングでは、天候にも恵まれて(この時期には珍しいとのこと)、じっくりと周囲の自然を満喫した。

 今回の旅で学び思うことも多々あるが、とりあえず『ヤポネシア幻視 2』として数枚の写真をアップしておく。

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