2017年5月16日R・シュタイナー『社会問題の核心』[3]〜イデオロギー的社会論から倫理的個体主義に基づく三分節化へ[まえがきと序論]から-3 《5》「社会有機体三分節化」をどう読み解くか シュタイナーは、[本論]に先立って[まえがきと序論]をまとめる形で、その社会論の核となる「社会有機体三分節化」について次のように述べる。 【精神生活においては、各人が自分の特別の能力に従って自由に活動...
2015年2月24日ルドルフ・シュタイナー〜思想としての伝授の門私にとって、30歳前後のルドルフ・シュタイナーが著した『自由の哲学(Die Philosophie der Freiheit)』(高橋巌訳、ちくま学芸文庫)は・・デカルト的な物心二元論やカント的な物自体におけるアポリア、あるいは、空想的唯心論や機械的唯物論が...