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高橋巌先生へ

高橋巖先生


つい先ほど、高橋巌先生のご逝去のご報告を受けました。

全ての人にとって限りある現生ではあるものの、今の私はとても悲しく寂しい想いに沈んでいます。


私の高橋巌先生との実質的な出会いは10数年前(シュタイナー著作の訳は別として)になりますが、その当初から高橋巌先生の不思議なオーラに魅了され続けました。


以来、高橋巌先生は、シュタイナーの存在と共に、私の人生の導きの師として真の先生であり続けました。

そして、これからもずっとずっと私の人生の導きの師であり続けます。


高橋巌先生、最後の最期まで、私たちに人智学講義を最大限の情熱と共になさって下さいました。

本当にありがとうございました。


途轍もなく困難な時代に直面していますが、私と私たちは、微力ながら高橋巌先生の魂と霊性をしっかりと引き継いでいきます。


高橋巌先生、これからは霊界の旅鴉として、ご自身の魂と霊性の道行きをお続けになり、私たちにその道標を〝霊示〟して下さい。



〈追伸〉

 高橋巌先生が亡くなられた3月30日は、ルドルフ・シュタイナーの命日(1925年3月30日死去)であったこと。また、亡くなられる前日には、『キリスト衝動』についての講義をされていたこと。このことを後日知りました。

 稀有な〝人智学徒〟として現代を生き抜いた高橋巌先生とルドルフ・シュタイナーの縁(つながり)の強さ、そして、キリスト衝動における〝愛〟の霊的な深みを改めて感受しました。

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