これまで、ひとつのテーマとしてまとめることが可能な個々のブログは、pdfファイルとして統合・整理して「Recueil -ブログ集成」という形で掲載することとし、その書式は元のブログ用〈横書き〉のままで構成していた。 それは、いささか〝西洋かぶれ〟的な私の皮相な姿が現れて無駄?に欧文の多いブログがあったり、私のPC環境自体が基本的に〈横書き〉対応となっている故でもある。
とは言え、やはり日本語を母国語とし、且つ、ルリユールをやっている私からすると、日本語主体の冊子や書物はやはり〈縦書き〉〈右綴じ〉の方がなんとなく自然でしっくり馴染む。 そこで今回、「Recueil -ブログ集成」を〈縦書き〉文章に再構成すると共に、内容を示唆する「タイトル」や「小見出し」を新たに追加することにした。
また、明らかな誤記や意味不明?な語句使用についても、掲載当時(初稿)の表記に若干の訂正・加筆を行なった。なお、掲載当時の様々な〈状況〉を「痕跡」として残すという趣旨から、返り見ればかなり未熟な文章であっても、初稿時の文意まで変えてしまうような大幅な修正は加えていない。—ただし、『水俣と島原半島・天草諸島への旅』と題した「ブログ集成」については、私が参加している【人智学講座】にエッセイとして提示する経緯があったためにやや大きな修正を行っている —
今回、上記により再構成した「Recueil -ブログ集成」の〈タイトル&小見出し〉一覧は下記の通りである。興味・関心のある方は、「Recueil -ブログ集成」ページをご欄ください。
《創造のミューズ 》
《collaboration, hommage, critique》
《写真展「王国 - Domains」に寄せて》
《写真集から来るべき書物へ》
《付記〜白黒写真 - 銀を撮ること》
《霊性への導きの師》
《思想としての伝授の門》
《現代日本への警鐘》
《宇宙の霊性と人間の物質性の結び》
《その魂との同伴》
《渾沌と浄化としての音律》
《叡智から叙情へ》
《Andras Schiff/アンドラーシュ・シフと共に》
《聖老人と三つの遺言》
《その遺言の響く国会包囲》
《コルトレーンと神秘主義への言説》
《独白的言説と即興をめぐって》
《滅びの美学から新生の霊学に向けて》
《Bob Dylan/ボブ・ディランの同時代性と共に》
《雅楽と舞の秋庭歌一具》
《独白的ドラマに秘められた魔性と魅力》
《心魂のドラマとして共振する独白的ピアニズム》
《バガヴァッド・ギーターと共振する心魂のドラマ》
《Jacques Coursil/ジャック・クルシル(コーシル)〜抵抗と慈悲のクレオール化》
《ヤポネシア〜群島 - 日本のクレオール性》
《水俣への旅》
《島原半島・天草諸島への旅》